カテゴリー別アーカイブ: 抗がん剤

11.2 水素水は白金ナノコロイドの抗がん作用を発現する

学術雑誌名:Exp. Oncology, 2009, 31, p156-162 表題:Platinum nanocolloid-supplemented hydrogen-dissolved water inhibits growth of human tongue carcinoma cells preferentially over normal cellsr (水素水を補充した白金ナノコロイドは、ヒト舌癌(ガン)細胞の増殖を阻害するが、正常細胞には作用しない) 著者:Y. Saitoh(広島県立大) 概要:水素水及び白金ナノコロイドは、それぞれに酸化ストレス抑制作用を示すが、両者を併用した場合の効果については報告がない。 抗酸化活性はDPPH補足法によって測定し、殺細胞活性はヒト舌癌細胞HSC-4、及び正常細胞培養系を用いて評価した。 水素水は、白金コロイドの抗酸化ストレス作用を増強するとともに、白金コロイドとの併用により、HSC-4細胞のコロニー形成とサイズの増加を抑制したが、同系の正常細胞DOKには作用しなかった。 がん細胞に対しては、コンフルエント(高濃度細胞状)での細胞数と、ミトコンドリア機能を低下させた。水素水単独では、その作用は無かった。 水素水補充白金コロイドは、癌促進作用の抑制を介して、抗がん剤としての可能性が期待される

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4.1.1 分子水素(H2)は抗がん剤シスプラチンによって起こる腎毒性を軽減する

学術雑誌名:Cancer Chemothe.Phamacol., (2009) 64: 753-761 表題:Molecular hydrogen alleviates nephrotoxicity induced by an anti-cancer drug cisplatin without compromising anti-tumor activity in mice(分子水素(H2)はマウスで抗がん剤のシスプラチンによって起こる腎毒性をその抗がん作用を抑えることなく軽減する) 著者:Naomi Nakashima-Kamimura et al(日本医科大学) 概要:シスプラチンは汎用されている抗がん剤であるが酸化ストレスによる腎毒性が強いため その使用が限られる。 著者らはこれまでに、分子状水素(H2)が酸化ストレスを削減することを報告してきたが、本研究ではマウスを用いて、水素がシスプラチンの抗がん剤としての効力に影響することなく、腎に対する副作用を緩和する事を明らかにした。

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