検索結果: 抗がん剤

11.3 水素水は大腸癌に対する5-フルオロウラシルの抗がん作用を増強

学術雑誌名:Peer J.3:e859; Doi 16,7717/ Peer J. 表題:Hydrogen-water enhances 5-fluorouracil-induced inhibition of colon cancer(水素水は大腸がんに対する抗がん剤5-フルオロウラシルの作用を増強する) 著者:J. Runtuwene et al(鹿児島大他) 概要:酸化ストレスは癌の発達に関わっている。分子水素(H2)は抗酸化作用、抗炎症作用、さらにはアポトーシス(プログラム細胞死)を活性化する作用がある。本報では大腸がん細胞colon 26を用いて水素水との併用により抗がん剤5-フルオロウラシルのがん増殖抑制作用への効果を試験管内および動物試験レベルで検討した。その結果、明らかにアポトーシス作用等の作用が顕著に発現し、癌細胞生存率の減少、抗がん作用が認められ水素水は抗がん剤5-フルオロウラシルの作用を増強することが明らかになった。

カテゴリー: 11. 癌関連, Peer J. |

4.3.2 薬剤による腎障害に対する水素水の有効性をMRI法により評価

学術雑誌名:その1.Magn. Reson. Med. Sci., 2011; 10(3): 169-76      :その2.Jpn. J. Radiol., 2011 Aug; 29(7): 503-12. Epub 2011 Sep 1 表題:その1. Protective effect of hydrogen-rich water against gentamicin-induced nephrotoxicity in rats using blood oxygenation level-dependent MR imaging(血液酸化度を指標としたMRI法によりラットのゲンタマイシン発症腎毒性に対する水素豊富水の防御効果を確認)   :その2. Investigation of protective effect … 続きを読む

カテゴリー: 4.3 膀胱炎、排尿障害、その他の腎疾患, Jpn. J. Radiol, Magn. Reson. Med |

11.2 水素水白金ナノコロイドの抗がん作用を発現する

学術雑誌名:Exp. Oncology, 2009, 31, p156-162 表題:Platinum nanocolloid-supplemented hydrogen-dissolved water inhibits growth of human tongue carcinoma cells preferentially over normal cellsr (水素水を補充した白金ナノコロイドは、ヒト舌癌(ガン)細胞の増殖を阻害するが、正常細胞には作用しない) 著者:Y. Saitoh(広島県立大) 概要:水素水及び白金ナノコロイドは、それぞれに酸化ストレス抑制作用を示すが、両者を併用した場合の効果については報告がない。 抗酸化活性はDPPH補足法によって測定し、殺細胞活性はヒト舌癌細胞HSC-4、及び正常細胞培養系を用いて評価した。 水素水は、白金コロイドの抗酸化ストレス作用を増強するとともに、白金コロイドとの併用により、HSC-4細胞のコロニー形成とサイズの増加を抑制したが、同系の正常細胞DOKには作用しなかった。 がん細胞に対しては、コンフルエント(高濃度細胞状)での細胞数と、ミトコンドリア機能を低下させた。水素水単独では、その作用は無かった。 水素水補充白金コロイドは、癌促進作用の抑制を介して、抗がん剤としての可能性が期待される

カテゴリー: 11. 癌関連, Exp. Oncology, 広島県立大学, 抑制作用, 抗がん剤, 水素水, 白金ナノコロイド, 研究機関 |

4.1.1 分子水素(H2)は抗がん剤シスプラチンによって起こる腎毒性を軽減する

学術雑誌名:Cancer Chemothe.Phamacol., (2009) 64: 753-761 表題:Molecular hydrogen alleviates nephrotoxicity induced by an anti-cancer drug cisplatin without compromising anti-tumor activity in mice(分子水素(H2)はマウスで抗がん剤のシスプラチンによって起こる腎毒性をその抗がん作用を抑えることなく軽減する) 著者:Naomi Nakashima-Kamimura et al(日本医科大学) 概要:シスプラチンは汎用されている抗がん剤であるが酸化ストレスによる腎毒性が強いため その使用が限られる。 著者らはこれまでに、分子状水素(H2)が酸化ストレスを削減することを報告してきたが、本研究ではマウスを用いて、水素がシスプラチンの抗がん剤としての効力に影響することなく、腎に対する副作用を緩和する事を明らかにした。

カテゴリー: 4.1  腎炎、腎症, Cancer Chemothe.Phamacol., シスプラチン, 副作用, 抗がん剤, 日本医科大学, 水素, 研究機関, 腎毒性 |