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1.2.3 電気還元水の糖尿病マウスの膵β細胞に対する保護効果

学術雑誌名:Biol. Pharm. Bull., 30(2) 234-236(2007) 表題:Preservative Effect of Electrolyzed Reduced Water on Pancreatic β-Cell Mass in Diabetic db/db Mice (糖尿病db/dbマウス膵β細胞容積に対する電気還元水の保存効果) 著者:Mi-Kim et al. (同徳女子大学肥満管理科、韓国他) 概要:糖尿病では、酸化ストレスにより膵β細胞の機能低下が起こる。 活性酸素種(ROS)の増加と、抗酸化防御能の低下に伴い、糖尿病の酸化ストレスは増大する。 従って、ROS消去能を有する電気還元水は、酸化ストレス状態にある糖尿病モデルマウスに対して潜在的効果が期待できる。 本報では遺伝的糖尿病マウスC57BL/6J-db/dbに対する抗糖尿病効果を検討した結果、電気還元水は血糖値低下作用、血中インスリン濃度上昇作用、耐糖能の改善作用、膵β細胞容積の保持作用等が認められた。 これらの結果は、電気還元水がβ-細胞の障害を保護し、抗糖尿病剤として有用であることを示唆している。

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